リノベーションの基礎知識

住宅が古くなった場合、リフォームをして壁紙を変えたりトイレを新しくしたりしてもよいですが、最近はリノベーションが流行っています。リノベーションはリフォームとは違い、建物の中身の間取りを変えて従来の作りよりもより価値を上げることを目的とします。新築の時の価値が10だとしたら、リノベーションをすることで11以上の価値になるのです。例えば、南向きのリビングでも隣に家があってあまり太陽が入らない場合に、吹き抜けを作り2階の部分に大きな窓を作ることで明るくなかったリビングを自然光で明るくするなどです。

そのため、リフォームに比べると元の形が残されていることが少なく、気分を一新することができるのが特徴です。リノベーションには数々の魅力がありますが、その反面費用的な問題は意外と予想外に高いことがありますので、その点は直視しなければなりません。例えば、住宅の一部分だけではなく全面的にリノベーションをする場合には、建て替えをする場合にもお金がかかってしまうことがあります。どうしてもその建物にこだわりがあるのであれば外観はそのままにして内装だけを変えていくのもアリですが、基本的に躯体は古いままですので建て替え以上にお金がかかるのであれば思い切って建て替えをして躯体ごと新しくした方が得の場合もあります。

ですので、見積もりを出して建て替えのほうが安いのであれば改めて建て替えにするか、それとも費用を安くするためにいじる部分を少なくするなどの工夫が必要になります。

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